腰痛はなぜ起きるの？対処法は？
こんにちは、よしだ整骨院です。
皆さんは腰痛、ないですか？
私は妊娠中にぎっくり腰に悩まされ、産後からずーっと腰が重いです。
一言に腰痛といっても、この痛みはどこからくるの？
年齢のせいか少し自分の身体の事を知ってみようと思い調べてみました。
日頃の姿勢が負担で腰痛になることも
腰痛といっても、症状であって腰痛という病名はありません。腰痛を起こす原因によって、対処方法はさまざまです。時に内臓から腰痛を引き起こすこともありますが、8割ぐらい人が原因不明のいわゆる腰痛となるようです。
そんな中でも辛い腰痛に悩み、整形外科に足を運ぶ方は少なくありません。当院は整骨院なので、整形外科で牽引や湿布の治療はしたけど症状が改善しないという方がたくさん来られます。その中でも特に多い症状をご紹介します。
ある日突然くる急性腰痛
一番多いのが、重いものを持って立ち上がった時に突然何かが違った、または咳やくしゃみをしただけで背中に電流が走った等々、いわゆるぎっくり腰です。ぎっくり腰とは、筋肉の繊維が何らかの負担で傷ついた状態を言います。人によって様々ですが、日頃の姿勢の悪さ、老化や運動不足による筋力の低下、また腰を酷使した結果筋肉が疲労したことが主な原因とされています。まずは、傷ついた繊維に刺激を与えないよう、腰に負担をかけないよう安静にしましょう。
産後の腰痛に要注意
妊娠中の腰回りはホルモンの影響で骨盤や筋肉が緩んでいます。産後、緩んだ骨盤や背骨を支えようとして筋肉が緊張疲労し、腰痛が起きます。また、産後直後の睡眠不足と授乳や抱っこによる前かがみの姿勢で腰に負担がきます。自分の身体を労わる時間がなかなか作れないことも現実です。産後はなるべく安静にして、骨盤ベルトを使うと腰が安定して自然と背筋も伸び効果的です。また、リフレッシュもかねて赤ちゃんと一緒に参加できる骨盤体操や託児のある整骨院を利用して出産という大仕事をした身体を労わりましょう。
腰椎椎間板ヘルニア
骨と骨の間にある椎間板の中の髄核が後方に脱出し、神経を圧迫します。圧迫される事で下肢の神経ラインに疼痛やしびれ、感覚障害等が起きる事を腰椎椎間板ヘルニアといいます。
こんな症状はありませんか？
病院でヘルニアを手術するしかないと言われたが、絶対にしたくない
脊柱管狭窄症と言われて手術を勧められている
痛みのせいで日常生活や仕事にも影響がでている
安静にしていても腰やお尻が痛い
おしりや太ももの後ろが痛い・しびれる
読んでいるだけでも辛そうです。
主な原因としてあげられるは、
①骨盤や背骨のゆがみ
②運動不足による筋肉量の低下や加齢
③猫背によって起こる姿勢不良と骨の変形
④身体の老化
⑤加齢や偏食によるカルシウム不足
⑥パソコン、スマホの長時間使用
日常の悪い姿勢で歪みや疲労が溜まり椎間板に負担がかかってしまう。これが大きな原因です。人によっては、腰痛椎間板ヘルニアでも頚椎椎間板ヘルニアにでも神経にあたっていなければだるい、凝っている感じ程度ですむ事も多々あります。レントゲンを撮ったらたまたまヘルニアがあった、ということもあるようです。日頃からの姿勢を意識的に改革しなければなりません。
坐骨神経痛
坐骨神経はとても太くて長い末梢神経で、腰のあたりから爪先まで伸びています。この坐骨神経が圧迫されるなどの刺激を受けると、腰や腎部（尻）、 太ももからふくらはぎや足の先などに、 ピリビリとしたしびれや強く張っている感覚などの症状が生じます。これを坐骨神経痛といいます。
こんな症状はありませんか？
立っているとお尻から足先にかけて痛みやシビレが出る
病院でレントゲンをとっても特に問題がないといわれた
子供を長時間抱っこするのがつらい
歩いていると、お尻から太ももに激痛が走り出す
前かがみの姿勢でいると腰が辛い
主な原因としては、腰椎椎間板ヘルニアが原因となって引き起こされるケースが多いようです。ヘルニア同様、日頃の姿勢を意識したいです。
あなたの痛みに薬やシップが効かない理由と効く理由
シップには大きく分けて【冷感湿布】【温感湿布】【消炎鎮痛剤テープ】があります。シップは根本的な痛みを治してくれません。
炎症がある初期症状には冷やして、炎症が消えてくる炎症期を過ぎた頃には温めるのがよいと言われています。痛みを取り除くために、消炎剤入のテープもあります。
シップを貼り一時的に和らぐ事もありますが、症状が改善しない痛みの場合、痛みの発生している患部が根本原因と違うことも。
その為、痛みのもとを断つわけではない鎮痛剤や湿布では痛みが元に戻ってしまいます。
再度炎症が出てしまった時に根本的な痛みをとらないと、繰り返しになってしまいます。
最近は簡単に加齢という言葉を使っていた自分に反省です。日頃の姿勢を意識して身体に負荷をかけないだけでも、アンチエイジングですね。もし耐えられない痛みの時には、少しでも皆様のお力になれれば、嬉しい限りです。最後までお読みいただきありがとうございました。
