こんにちは、よしだ整骨院です。
ゴールデンウィーク明けは、いかがお過ごしでしょうか。
皆さんは、季節の変わり目に体調を崩すことはありませんか?
私は春と秋にめっきり弱く、体調を崩しがちです。こんな母なので、子供も毎年のように春と秋に胃腸風邪などで学校を休みます。
先日、ゴールデンウィークの後半から長男が熱を出しました。それからは、風邪のフルコース状態で回復まで一週間を要しました。
なぜ、この時期に決まって体調を崩すのか。次の秋こそ元気に乗り切りたい!と思って免疫力の事を調べてみました。
寒暖差や新生活による環境の変化で免疫力が低下
免疫力は、自分の体を守るために働く力です。ウィルスや細菌などの異物が侵入した際に体を守る為に免疫システムが働きだし、白血球などが戦いはじめます。何らかの病気にかかると白血球が上昇すると聞いたことがありますね。兵を増やし戦ってくれている証拠だったのです。しかし、一般的に免疫力は加齢で低下するといわれています。若いころには風邪をひくこともなかった、またひいてしまっても回復が早いのは自己免疫力が高いためなんですね。若いころには、あまり意識の少ないがん検診ですが、50代くらいからは検診を受けるべきといわれます。ウィルスや細菌・がん細胞などと戦う免疫細胞が低下するためです。
免疫力が正常に保たれる体温は36.5℃程度(わきの下で36.2~36.3℃、舌下で36.5~36.7℃)といわれています。免疫力は、体温が1℃下がると30%低下し、逆に1℃上がると一時的には最大5~6倍アップするといわれており、たとえ寒い時期でも、体温を上げることはとても大事なことです。春先は朝晩の寒暖差により自律神経が乱れます。それと同時に新生活による環境の変化やインターネット社会におけるストレスも免疫力が低下します。短期間であれば、疲労回復因子が作られますが、慢性的に疲労を感じるときには、疲労因子がたまり始め、その後免疫力が低下します。
では、免疫力をあげるには具体的にどうのようにしたら良いのでしょう。
免疫力をあげる3つの方法!
食事
最近よく耳にする腸内環境や乳酸菌ですが、免疫細胞の7割近くは腸内にあるといわれ、善玉菌が増えることで免疫細胞は活性化されます。そのため、腸内環境が整うことで免疫力が上がります。というわけで、整腸作用と抗酸化作用をもった食材を取り入れることが大事です。
整腸作用のある食材 ヨーグルト・納豆などの発酵食品
抗酸化作用のある食材 ほうれん草・小松菜・にら・ブロッコリー・水菜・かぼちゃ・モロヘイヤ・キウイ・牡蠣・うなぎ・牛肉・豚肉・うに・しらす・ごま・干しえび・ココア・レバー・しょうが・海藻・豆類
粘膜を強化させる食材 玄米・そば・サヤインゲン・人参・ほうれん草・モロヘイヤ・アボカド・アーモンド・なめこ・生ひじき・山芋
免疫力を強める食材 いちご・柿・れんこん・しいたけ・えのき・エリンギ・大豆・春菊・ぶどう・ブロッコリー・きゃべつ・かぶ・にんにく・長ねぎ
免疫力を高めるには、ウィルスなどから体を守るための粘膜を強くする食材、免疫力を強める食材など、多くの食材に免疫力を高める力があります。偏った食事になりがちな飽食時代ですが、バランス良く取り入れることが大事になります。
運動
加齢や運動不足などで体の熱を生産する筋肉量が低下すると、体温も下がってしまいます。30分ほどのウォーキングなど適度な有酸素運動を毎日続け、筋肉量のアップさせましょう。ただし、激しい運動のしすぎは逆に免疫力を低下させてしまいます。また、運動をやらなければというストレスを感じてもよくありません。楽しくできる適度な運動を継続的に行うことを目指しましょう。
規則正しい生活習慣
夜は質の良い睡眠をとる。22:00~2:00の間は、人間がもっとも成長ホルモンを分泌させる時間帯と言われています。成長ホルモンとは、子供にだけ必要なものではなく大人にも必要な物です。体の不具合を修復したり、免疫力を向上させたりする働きがあります。時間帯は関係ないという説もありますが、ヒトは太陽の動きに適合させるように進化してきた生き物です。起きたら朝日を浴び、暗くなったら就寝することで自律神経のバランスを保ちます。寝る前には、入浴して、血行を良くしてリラックスするとより良い睡眠がとれます。
ざっくりですが、調べてみました。バランスの良い食事と適度な運動、それに質の良い睡眠ですね。あと、ストレスはどんな病気にも関係しているそうです。パソコンやスマホによる目の疲れで血行が悪くなりがちです。一度目を休め、深呼吸してストレスをためない生活を心がけ、家族で免疫アップを目指していきます!最後までお読みいただきありがとうございました。