自律神経失調症は春の季節に多い!?
体調不良の原因は?
こんにちは。よしだ整骨院です。
まだまだ寒いですが、少しずつ日も長くなり日中は春を感じる方も多いのではないでしょうか。
暖かい春が近づいて来るのは嬉しいけど、寒暖差が激しくなるため気温の変化に体がついていかず体調を崩す方が増えます。
なぜこのような症状が理由の1つとして、自律神経が乱れているという事が考えられます。
そこで今日は春に多い自律神経の乱れについてご紹介します。
交感神経と副交感神経、2つの自律神経の役割
交感神経と副交感神経がバランスよく働くことが、健康状態を保つコツなのです。
反対に2つの神経のバランスが崩れると「自律神経の乱れ」に繋がります。
2種類の神経はどのような働きをしているかは、以下の通りです。
交感神経
心と体を活動的にする役割で、主に昼間働く神経です。
交感神経が働くと脳と体がいい意味でも悪い意味でも緊張します。この緊張感は脳や体を動かしやすくするためです。
副交感神経
安静時や夜に働くのが副交感神経で、副交感神経が働くと脳も体もリラックスします。特に、睡眠は最大のリラックス方法です。
自律神経が乱れると起こる症状
自律神経の乱れとは、自分の意志とは関係なく無意識に働いてくれるべき神経(交感神経系、副交感神経系)の働きが何らかの原因で乱れる状態をいいます。
症状としては、便秘、下痢、冷え、肩こり、息切れ、動機、倦怠感、疲労感、食欲不振など様々な症状が現れます。
全身の器官のコントロールは自律神経の働きが介在しています。
自律神経失調症の原因はストレスと電子機器!?
シニア世代だけでなく若者も自律神経失調症になる可能性あり。
原因としては、人間関係やプレッシャーなどの心のストレス、肩こり・頭痛・アレルギーなどの身体のストレスが挙げられます。
また現代社会の問題として、電子機器の中での生活における光や騒音が2つの神経バランスを崩しストレスを与えていると言われています。
少し前までは自律神経のトラブルは更年期前後の方が多いと言われていましたが、近年は10代・20代の若い方も自律神経トラブルが増えてると言われてます。
この背景には若者のスマートフォンなどによる電子機器に接触する機会の増加やSNSをはじめとした新たなコミュニケーションツールの登場があります。
過剰なストレスなどで自律神経やホルモンバランスが崩れるなど、様々な理由で起こると考えられます。
乱れた自律神経を改善する為に生活習慣を見直す4つの方法
①きちんとしたリズムある生活を送る
可能な限り毎日同じ時間に起床し就寝することを心がけることで、体内時計を正確に動かし2つの自律神経の働きを良くします。良くやりがちなのが休日に寝だめをするというのは避けたほうが良いでしょう。
実は眠くて目が開かない…という時は目が乾燥している事もありますので、目薬をさしてみると目がぱっちりします。
だらだらお昼すぎまで寝ると、どんどん寒くなりますし外出先も限られてきます。
決まった時間に起きるには午前中の爽やかな時間帯にちょっと贅沢な朝食を作ってみるなど、いつも通りの時間に起きる目的を作る事をお勧めします。
午前中が長く感じると、充実した休日を過ごすことができますよ。
②ウォーキングなどの軽い運動をする
激しい運動では交感神経にスイッチが入り逆に疲れ過ぎてしまう可能性もありますが、軽い運動なら副交感神経に働きかけリラックスを促します。
例えば仕事の行き帰りは階段を使ってみたり、休憩中に少し外を散歩してみるなどです。
1日に腕立て伏せを必ず50回する!などタスクを課せてしまうと、達成できなかった時に罪悪感が残ってしまいます。
楽しみながら運動をした方が良いので、いつもの生活を少し意識して動いてみましょう。
お仕事でデスクワークをされていらっしゃる方はなかなか勤務時間中に歩き回る事がないので運動不足になりがちですが、実は姿勢を正すだけでも気分もカロリー消費も変わってきます。
歩くスピードをいつもより速くする事も効果がありますので、ぜひ実践してみてくださいね!
これらを意識することにより心地よい疲労で熟睡しやすくなり、副交感神経の働きを良くするメリットがありますよ。
③ネガティブな感情にはなるべくならない
嫌なことがあると家に帰ってもずっと気になってしまい、無気力になってしまう事がありますよね。
もし嫌なことで落ち込んみ家にいたとしたら、ネガティブな感情に浸らずリフレッシュする事を心がけましょう。
楽しい事をしていたら気分が上がり、悩んでいたことに向き合えることもあります。ですので自分の好きなことに時間を多く使ったり、リラックス出来る方法を見つけられると良いですね。
リラックスできる方法として一般的な方法の一例をご紹介します。
- ゆっくりお風呂に浸かる
● 好きな音楽をかける
● 着心地の良い服を着る
● カーテンを開けて部屋を明るくする
● アロマオイルなどあなたが好きな香りをたいてみる
● 夜にキャンドルライトを楽しむ
● 深呼吸をしてみる
それでも頭や心の中にモヤモヤが残ってしまっているのであれば、少しずつ思ってる事を書き出して頭の中を整理することも良いかもしれません。
友人に話すだけでもかなりスッキリしますので、思い切って電話してみたり外で会ってみると良いでしょう。
④マッサージや整体、ストレッチなどをして体を温める
冷えは万病のもとと言いますが、冷えると血流が悪くなり、リラックスとは相反する状態になります。
癒し効果のあるマッサージやストレッチなどをして冷えを解消し、身体をリラックスさせましょう。
整体で身体を整えることにより、バランスが崩れていた骨格が正しい位置に戻り、身体の巡りが良くなります。
すると身体や心のバランスが整うだけでなく、美容効果も望むことができます。
- 髪にツヤが出る
● 肌がきれいになる
● ウエストなどのサイズダウン(ダイエット効果)
日頃、心はストレスを感じていなくても、身体はストレスを感じる事があるのかもしれません。
また、自分は大丈夫と思っていても、実は心がボロボロという事もあります。
まずは身体を冷やさずリズム正しい生活を心がけ、それでも改善されない場合はよしだ整骨院にご相談ください。
その場しのぎの整体ではなく、身体や心のバランスを取り戻すことができます。
また、おうちでできるストレッチや姿勢のポイントなどもご案内しております!
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
次回更新もお楽しみに!